大会長挨拶

　早春の候，会員の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

　第120回日本獣医循環器学会春季定例大会を、2024年7月6日（土）、7日（日）の2日間、新橋の貸し会議室AP新橋にて開催いたします。大会長をつい先日引き受けたばかりですので、急ピッチにて準備を進めておりますが、できる限りの準備をしていきたいと思っております。

　長い間学会運営に影響を与え続けてきた新型コロナウイルス感染症により、現地開催も農工大府中キャンパスでの開催が続いておりました。農工大は車で来場するには便利な場所なのですが、飛行機や新幹線など遠方から来られる参加者にとっては交通の便が非常に悪いという欠点がございました。今回は会場を新橋に移しての開催ですので、交通の便の問題は解決されると思いますし、学会終了後の「夜の部」に関しても会場には事欠かないことかと思います。貸し会議室での開催が初めてであり、一部不安な点はありますが、大きな会場は約250名収容の部屋であり、十分なキャパシティはあると考えております。

　ここ数年の学会を振り返りますと、一般講演と認定医講習会が学会の殆どを占めており、特に認定医講習会を受講済みの先生にとっては一般講演以外の企画がないことを物足りなく感じていた先生も多いかと思います。前回の大会では症例検討会を開催しましたが、今回の大会でも面白い企画を少しでも組み込めればいいと考えております。会場が既に確定しており、既に入れなければならないプログラムも多く会場にゆとりのない状況ですが、できる限り面白い学会プログラムを構築して行きたいと思っております。

新橋でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。

　

2024年3月吉日
第120回日本獣医循環器学会定例大会
大会長　田中綾

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