大会長挨拶

 早春の候,会員の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

 第118回日本獣医循環器学会春季定例大会を、2023年7月1日(土)、2日(日)の2日間、東京農工大学府中キャンパスにて開催いたします。大会長として一言ご挨拶を申し上げます。

 2020年から世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染もようやく終息の見通しがついてきました。政府もGW明けの5月8日には新型コロナの感染症法上の位置づけを、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を正式に決定しました。2020年以降、多くの学会や研究会あるいは講習会が中止され、あるいはWEB形式で開催されてきました。この間、獣医循環器学会では会員の皆様の貴重な業績発表が一方通行の発表の場にならない様に、規模を縮小しながらも、現地開催とWEBを併用したハイブリッド形式による双方向のディスカッションの場を提供してきました。

 今回の定例大会もハイブリッド開催になりますが、いままでと比べてより対面を意識した大会運営を執り行います。プログラムは従来と同様、一般講演とアドバンス講座を含む認定医講習会からなりますが、今回は企業展示ブースも準備いたしますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 皆様の安全を第一に優先して大会の準備・運営を行って参ります。5類移行後の政府の指導方針を超えるかも知れませんが、従来と同様に参加者の体温確認,手指消毒,ソーシャルディスタンスと換気を徹底することを考えています。会員の皆様におかれましても、安心して参加いただけるように会場でのマスクの着用をお願いすることを考えています。多くの皆様のご参加とご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

 最後に、本大会を開催するにあたり、多くのご助言とご協力をいただきました学会関係者の皆様、運営をご支援いただきました皆様、協賛企業の皆様、そして会場を快くご提供くださいました東京農工大学関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

2023年3月吉日
第118回日本獣医循環器学会定例大会
大会長 木下 現