大会長挨拶

第116回日本獣医循環器学会の開催にあたって

 早春の候,会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 この度,日本獣医循環器学会の春季定例大会を開催するにあたり,ご挨拶を申し上げます。
 新型コロナウィルスの影響は今も続き,多くの学会,研究会ならびに講習会がWEB開催あるいは中止となっています。
 また皆様におかれましては,長らくご不便な生活を送られていることとお察しいたします。
 日本獣医循環器学会においては,昨年7月の第114回春季定例大会,11月の単独開催の認定医講習会,そして12月の第115回秋季定例大会と規模を縮小しながらではありますが,WEBと対面との両者のハイブリッド形式により無事に開催することができました。
 今回の春季定例大会も引き続き感染拡大に重点を置き,参加者の体温確認,手指消毒,ソーシャルディスタンスと換気の徹底などを行い,対面形式で会員皆様とディスカッションを行えることを心から希望しております。今回の大会では,一般講演,アドバンスを含む認定医講習会に加え,日本獣医生命科学大学獣医内科学研究室教授の小山秀一先生による特別講演が計画されております。会員皆様の貴重な経験をお聞かせいただくためにも,一般講演に奮ってご登録いただければ幸いです。
 大会会場は,昨今の大人数収容に関する貸し出し事情により,今回も東京農工大学農学部府中キャンパスとなります。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

 7月には新型コロナウィルスによる社会影響も軽減され,会員の皆様にとって有意義で思い出深い定例大会となりますことを祈念し,ご挨拶とさせて頂きます。

第116回日本獣医循環器学会
大会長 福島隆治